こんにちは、まさみです。
先日長崎県五島市で開催されたロングトライアスロン「バラモンキング」の観戦をしてきましたが、実はその大会の前日、一人現地のガイドさんに連れられて最高に楽しいライド体験をしてきました!
今まで旅先でサイクリングをする時は自分の自転車を持って行ってましたが、今回は現地で自転車もレンタル。
愛車で新しい景色を旅するのはもちろん最高だけど、現地でレンタルだと身軽に旅行に行けるのが大きな魅力ですね。
当日のライドの様子は動画も公開しておりますので、よろしければ是非こちらもご覧下さい😊
五島列島福江島
今回訪れたのは五島列島の中でも最大の島「福江島」。
福江島の玄関口は福江港。長崎港、博多港を始め五島列島の他の島々とも航路で結ばれています。
高速艇ジェットフォイルなら、長崎港から約1時間半で行くことができます。
船だけでなく「五島つばき空港」という空港もあるので、飛行機でのアクセスも可能となっています。
空港の名前にも入っている椿が有名らしく、島のあちこちで椿の木を見ることができます。
ライドの舞台は三井楽地区
そんな福江島の北西部に位置する三井楽(みいらく)地区が今回のライドの舞台です。
かつては遣唐使船の寄港地でもあったと伝わる三井楽地区。
「亡くなった人に逢えるみみらくの島」として万葉集などに登場し、平安時代には異国との境界や西方浄土の地を表す枕詞としても使われていたんだとか。
今回参加したツアー
今回参加したのはWondertrunk & Co.さん主催のこちらのツアーです。
半日コースでレンタル自転車、ガイドさんによる案内込みで9000円はかなり良心的!
ツアーガイドのウィルさんはなんとニューヨーク出身のバイリンガル。
隠れキリシタンの島としても知られ、どこか異国情緒漂う五島の雰囲気にもなんだかピッタリ。
スタートは道の駅「遣唐使ふるさと館」
まずは三井楽地区の入り口で、バラモンキングのコースにもなっている道の駅「遣唐使ふるさと館」からスタートです。
なんとここ、離島の道の駅としては長崎県初、九州では鹿児島県の奄美大島に次いで二番目だそうです。
この日はバラモンキングの前日だったこともあり、至る所にコースを示す看板や幟が設置されていました。
高崎ビーチ
遣唐使ふるさと館を出発して、まずは高崎ビーチへ。
島の海岸線らしくそれなりにアップダウンはあるものの、人も車も少なくて、何より信号が一個もなくて走りやすい!
お借りした自転車もオフロード仕様のフロントシングル、リア43Tかな?の巨大ギア付きで坂道もスイスイ。
走り出して約5kmで高崎ビーチへ到着。
五島のビーチといえば香珠子海水浴場や、日本一美しいと言われる高浜海水浴場が有名みたいですが、高崎ビーチも最高!
海に張り出した防波堤の上を自転車で走ると、まるで海の真ん中を走っているみたい。
ちょうど防波堤を挟んで海の色が左右で違うというとっても不思議な場所。
綺麗な海とそよ風に癒されて、動きたくなくなるけど、まだまだ楽しいライドは続きます。
溶岩石の上でコーヒータイム
さて、高崎ビーチからオフロードを抜けて1-2km行ったところで次の立ち寄りポイントに到着です。
ここはウィルさんの秘密のスポットということで場所は私もはっきり分かりません😅
自転車を道路脇に停めて、草むらを海の方へ降ろうとしていると・・・
謎のマッサージチェアを発見!
椅子の右脇にあるハンドルを回すとマッサージ用のタイヤ(?)が上下する仕組み。
よーく見るとスイッチのようなものがあったので、マッサージ自体は電動だった模様ですね。
それにしても一体なぜこんなところに?🤣
マッサージチェアでひとしきり遊んだら、いよいよ草むらをかき分けて海へ降ります。
写真中央に見えるのが姫島です。江戸時代から隠れキリシタンが移り住み、明治期には300人以上の人口がいたそうですが、現在は無人島となっています。
姫島を見ながら更に下っていくと、溶岩石の岩場にたどり着きます。
行くまでは結構大変だけどこの景色はやっぱり格別ですね!
さて、この視界を遮るものが何もない特等席で、ウィルさんが淹れてくれるコーヒーをいただきます!
こんな景色の中で、ちゃんと豆を挽いて、本格的なエスプレッソメーカーで淹れるコーヒーは本当に贅沢!
こういうの実はちょっと憧れてたんですよね😆
本当に美味しかったし最高だった!
オレンジロード(夕映えの道)
さて、最高の溶岩石コーヒーの後は「夕映えの道」という素敵な名前のついた道を走っていきます。
ここは三井楽地区でも西側の海岸線沿いなので、夕映えの道の名の通り夕日がとっても綺麗に見えそうです。
今回は午前中のライドなので夕日はもちろん見れなかったけど、道中ずっと海を右手に見ながら気持ちの良いサイクリングでした。
オレンジロードの方が通称みたいですが、道がずっとオレンジ色に塗られているんですよね。
道幅は車1台分くらいで、車の通行もできるようですが、この日は車は全然いなかったです。
なんだかあっという間だったけど、楽しいライドももうクライマックス。
走行距離約25kmの絶景ポタリング
最後はスタート地点の遣唐使ふるさと館へ戻って終了です。
トータル走行距離は約25km、全工程絶景だらけの最高のポタリングでした!
景色が素晴らしかったのは間違いないけど、あれだけ楽しめたのは明るくフレンドリーなガイドのウィルさんのおかげです。
五島に行かれる際は是非ウィルさんのツアーに参加してみてくださいね!
景色も、人も、本当に魅力的な五島列島・・・いつか自分の自転車で、この島をもっと隅々まで走ってみたいですね。