絶景しかない!自然溢れる朱鷺の島「佐渡島」サイクリング!

こんにちは、まさみです。

またしてもブログ更新が滞っておりますが・・・

遅ればせながら夏休みに行ってきました佐渡島でのサイクリング、サドイチミドル130kmの感想を書いていきたいと思います!

サドイチに興味がある!これからやってみたい!という方の参考になれば嬉しいです。

動画でもサドイチの様子を配信しておりますので、こちらも是非ご覧ください!

佐渡へのアクセス

佐渡島へは佐渡汽船のカーフェリーまたはジェットフォイルで向かうことができます。

航路は新潟港ー両津港と、直江津港ー小木港の2つありますが、新潟港ー両津港の方が本数が多くておすすめです。

ジェットフォイルは新潟港ー両津港間のみの運行です。

今シーズン寺泊港ー赤泊港の航路社会実験というものが実施されているようなので、将来的にはこの航路も運行されるのかな?

自転車の運び方

カーフェリーなら自転車は畳まずにそのまま乗せることができますが、別途自転車料金がかかります。

カーフェリーの大人2等運賃3,090円と、自転車の持ち込み料2,430円が必要です(新潟ー両津航路)。

私たちは片道5,520円を払って自転車を持ち込みました。

自転車と一緒の乗客は一番乗りで乗船できるようで、行きも帰りも一番乗り。

係の方がしっかりと自転車を固定して保管してくださるので、安心して船旅を楽しめました。

でも実は、輪行袋に入れて持ち込めば大型手荷物料金520円で持ち込むこともできるみたいです。

ジェットフォイルの場合は自転車をそのまま乗せることはできませんが、同じく輪行袋に入れれば520円で持ち込みできるようです。

輪行が得意な方は輪行袋に入れたほうが、だいぶお得に佐渡まで向かうことができますね。

宿泊先「湖畔の宿 吉田屋」

今回私たちが宿泊したのは、両津港から徒歩10分、加茂湖畔に佇む「湖畔の宿 吉田屋」さん。

宿泊したのがお盆休みも後半だったこともあり、比較的空いていて快適に滞在できました。

温泉までの動線がちょっとややこしいけど、ぬるっとしたお湯で肌がスベスベになります。

あまり混み合っていなかったからかもしれませんが、自転車は館内の鍵のかかるお部屋へ保管して頂けました。

お部屋には小さいながらバルコニーがあって加茂湖を一望できます。

今回素泊まりでしたが、佐渡沖で採れた旬の食材を使ったお料理もかなり力を入れられているようなので、次回は是非お夕飯込みで泊まってみたいですね。

サドイチミドル走ってみた感想

基本的にずっとアップダウン

島なので、当然と言えば当然かもしれませんが、コースは基本的に終始ずっとアップダウンが続きます。

特に両津港のスタート地点から島を横切る最初の20kmくらいが、まだ足が慣れていない中なのでとてもキツく感じました。

特にトキのテラス入り口の坂はかなりキツく、距離は短いものの、体感では斜度20%を超えていたと思います。

トキのテラス トキには出会えず・・・

ここはサドイチのコースから少し逸れるので、序盤から激坂は嫌だという方は無理して寄らなくてもいいかも・・・

島を反対側へ横断した後は、佐和田海水浴場までしばらく平坦基調の道が続きます。

佐和田海水浴場のあやめの桟橋

佐和田海水浴場を過ぎるとまたアップダウンの繰り返しですが、海岸線の景色が美しいので割とサクサク進めました。

この辺りは景勝地も多く、佐和田海水浴場から10kmちょっとで現れるのが夫婦岩です。

夫婦岩

夫婦岩を超えると、千畳敷やZ坂からの眺望、大野亀や二ツ亀など、島の最北端に向けて見所が目白押しです。

道沿いには数ヶ所ひまわり畑もありました。私たちが訪れた時期は少し遅かったようでだいぶ頭を垂れてしまってましたが、見頃の時期は背景の海も相まって絶景だろうと思います。

二ツ亀を過ぎて島を両津港に向かって南下していく道は、アップダウンではあるものの下り基調で走りやすいです。

ただ、かなり急な下り坂が突然現れるので下りスピード怖い民の私としてはちょっとビビり気味でした。

ライド中の食事事情

スタート地点両津港の周辺には飲食店が点在していますが、朝早く開店しているお店は少ないです。

両津港目の前のmaSanicoffeeさんが朝6:30から営業していますが、フェリーの到着前後はかなり混み合ってました。

でもこのお店とっても可愛くて、トキの形のクッキーが乗ったトキソーダ、トキフロートや、佐渡バタートースト、トキ認証米うまみたっぷりカレーなど、佐渡の食材を使ったお料理も充実で一度は寄って頂きたいですね〜

佐渡産リンゴジュースとトキ認証米うまみたっぷりカレー
コーヒーと佐渡バタートースト

maSanicoffeeさんの他は、両津港から1kmちょっとのところにローソンがあります。

このローソンはイートインスペースがあるので、外が暑くても冷房が効いた中お食事できるので最高でした。

ちゃんとイートインを申告して消費税10%払いましょうね!笑

ということで、朝食は両津港近くでしっかり頂けるとして、気になるのがランチです。

スタート時間と、走行スピードによってランチの場所も変わってくると思うのですが・・・

私たちは出発が9:00と遅く、走行スピードも遅いので、佐和田海水浴場(出発から約20km地点)周辺でランチとなりました。

この辺りもお店自体は結構あるようなのですが、私たちがサドイチに挑戦した木曜日は定休日のお店が多かったです。

色々と事前に調べて気になっていたお店があったのですが、ことごとくお休み・・・

でも、捨てる神あれば拾う神あり(ちょっと違うかな)というもので、近くで営業しているお店を見つけてお邪魔しました。

佐和田海水浴場から一本道を入った路地裏にある、ちょっと懐かしい喫茶店「コーヒーハウスらるご」さん。

コーヒーにはかなりこだわっていらっしゃるようで、アイスコーヒーもとっても美味しかったです。

お食事も昔ながらのナポリタンやハンバーグ定食など、価格もリーズナブルで美味しい!

昭和ナポリタン ナポリタン好きにはたまらない
可愛いくまさんの氷が乗ったアイスコーヒー

地元の人気店なのか、お店は常に賑わっていました。

サイクルラックはないけど、タイムスリップしたようなレトロな雰囲気の中、美味しいお食事とコーヒーが頂けるのでおすすめです。

コンビニはないが自販機は多い

サドイチのルート上にはコンビニがあまりないです。

両津港側のローソンについては前述の通りですが、その後はルート上にコンビニが本当に見当たらない!

いわゆるチェーンのファストフード店やファミレス的なものも全く見当たらないです。

唯一と言ってもいいコンビニが佐和田海水浴場から20kmくらい先、きらりうむ佐渡のお隣のローソンです。

ここのローソンはイートインスペースはありませんが、補給が不安な方は寄っておいた方がいいと思います。

コンビニはほとんどない佐渡ですが、自販機は至る所にありました。

普通の住宅街や、駐車場があるような景勝地の側には必ずと言っていいほど自販機があるので、飲み物の補給には困らないでしょう。

トイレ事情

コンビニも少なくて、特にルート後半にはお店もほとんどないサドイチなんですが、不思議とトイレには困りませんでした。

というのも、公衆トイレがあちこちにあるのです。

全ての公衆トイレに立ち寄ったわけではありませんが、私が寄ったところは、どこも綺麗に管理されていて快適でした。

役に立った装備 ハンドルバーバッグと超強力ヘッドライト

初めての130km超えライドということで、補給用のジェルや食料などを多めに持ちたかったのですが、リュックを背負うのは暑いし、ジャージのポケットには入りきない・・・

ということで、珍しくハンドルバーバッグを導入しました。

以前にお友達から誕生日プレゼントに頂いたクロームのハンドルバーバッグは、ボディバッグとしても使えるので、普段からちょっとしたお出かけに愛用しています。

でも実はハンドルバーバッグとして使ったのは今回が2度目。

容量たっぷりなのに見た目はスマート、しかも防水なので大変気に入っております。

補給食の他にモバイルバッテリーや充電ケーブル類、ウィンドブレーカー、折りたたみリュックなどを入れても余裕。

今後も長距離ライドには活躍しそう!

正面から撮った写真がない・・・

もう一つ大活躍したのがオーライトのヘッドライト1500ルーメン!

途中かなり長いトンネルを2つほど通るので、仮に早朝スタートで明るいうちに戻れるとしてもヘッドライトは必須です。

まあでもそれだけだったら、普通に400ルーメンくらいのライトがあれば十分だと思うのですが・・・

ゆっくりスタートでのんびりペースの私たちは、最後の約30kmで真っ暗に!

佐渡の夜は本当に暗闇です。街灯はほとんどなく、灯りと言えばすれ違う車のヘッドライトくらい。

と言ってもすれ違う車だってそんなに台数は多くないし、道沿いのお店の明かりなんかもほぼないです。

昼間は綺麗だった海の景色もほとんど見えず、高波の音が聞こえるだけ・・・

そんな状況でも、1500ルーメンあれば怖くない!めっちゃ明るい!

正直1500ルーメンのライトって重いし、でかいし、こんな強力なの要らなかったかな・・・なんて思ったこともありました。

この時ほどこのライトのありがたみを感じたことはなかったです。

しかもモバイルバッテリーにもなるから、ライドしながらスマホの充電もできる優れもの。

持ってて良かった1500ルーメン!

総評

全工程終始アップダウンが続くハードな道のりではありますが、とにかく景色が素晴らしく、信号や車通りも少なく走りやすい!

特に地元の方は大きくスペースを取って避けてくださって、怖い思いをする場面は全くありませんでした。

自転車推しの自治体によくある道路左端のブルーラインはありませんが、島の横断ポイント以外はほぼ道なりなので迷うことはないと思います。

一方で、サイクルラックがあるお店や施設は、まだまだ多くない印象。

少なくとも今回私たちが立ち寄った場所では、スタート・ゴール地点のあいポート佐渡以外サイクルラックは見かけませんでした。

美しい景色と、走りやすさで自転車乗りにますます人気が出そうな佐渡。

今後サイクルラックのあるお店や施設が増えていくかもしれませんね。

とにかく走りやすかった!最高でした!!

まとめ

  • 佐渡までは佐渡汽船のカーフェリーかジェットフォイルで。輪行の方がお得
  • アップダウンが多く、斜度のキツい坂も結構ある
  • サイクルラックはない場所が多い
  • コンビニはほとんどないけど、トイレと自販機は至る所にあって困らない
  • 食べ物系の補給は多めに持参がおすすめ
  • ヘッドライトは忘れずに。街灯少ないので、帰還が夜になる場合は強力ライトがおすすめ
  • 全工程絶景で、信号や車通り少なく本当に走りやすい!!

ここ数年の夏休みの中で一番楽しかったかもしれない今年の夏休み。

間違いなく、その理由の一つは絶景の佐渡で自転車を楽しめたこと。

また必ず戻って、今回立ち寄れなかった場所にもたくさん寄ってみたいですね。

サドイチが気になっている方、是非挑戦してみてください!

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