こんにちは、まさみです。
皆さんは輪行でお出かけすることありますか?
私は今までに2度輪行をしたことがあります。
回数的には少ないですが、色々学びがありましたので、今回はディスクブレーキロードバイクを輪行する際の注意点について書いてみたいと思います。
ディスクブレーキといっても、機械式と油圧式がありますが、この投稿ではディスクブレーキ=油圧式として記述しています。
そもそもディスクブレーキで輪行して大丈夫?
結論から言うと、大丈夫です。
ディスクブレーキ仕様のロードバイクだと、充填されているブレーキオイルに、稀ですが気泡が入ってしまうことがあるようです。
この気泡がオイルタンクの中に入ると、「エア噛み」と言ってブレーキが効かなくなってしまいます。
「ディスクブレーキロードは上下逆さまにしてはいけない」とか、「縦置きはよくない」と言われる理由はこれなのです。
しかし、オイル充填&交換の時には「エア抜き」という作業を行うようSHIMANOの整備要領にも記載されていて、
ちゃんと自転車屋さんで整備をしてもらっているのであれば、間違いなくこの作業をしてくれているはずです。
きちんとエア抜きされていれば、逆さまにしても縦置きにしてもエア噛みが発生することは稀だと言われています。
念の為、普段整備をお願いされている自転車屋さんにご確認頂くのがいいと思います。
ディスクブレーキの輪行に必要なもの
ディスクブレーキ用のエンド金具
私が使っているのは、ビアンキショップで紹介してもらったタイオガの商品です。
リアエンド幅130mm、135mm、142mm対応。φ12mmスルーアクスルと、φ5mmのクイックリリースにも対応と、汎用性の高い商品です。
最初は若干使いにくさを感じるかもしれませんが、まあ慣れれば大丈夫です。笑
フロントのフォークホルダーもあります。こちらはφ5mmクリックリリース、φ12mmとφ15mmのスルーアクスル対応です。
私は心配性なのでフォークホルダーも使っています。荷物は増えますが・・・
輪行袋で有名なオーストリッチからもスルーアクスル対応のエンド金具が出ているようですが、こちらはエンド幅142mm、φ12mmのみ対応のようです。
輪行袋
自転車のサイズはリムブレーキでもディスクブレーキでも同じなので、輪行袋は同じものが使えます。
私は、オーソドックスなオーストリッチの輪行袋を使用しています。
輪行袋は色々なメーカーから発売されているので、デザインや使い勝手を比べて気に入ったものを選べば良いと思います。
ディスクブレーキのスペーサー
絶対に忘れてはいけないのがディスクブレーキ用のスペーサーです。
私の場合は、自転車を購入したときに前後分スペーサーがついてきたので、それをそのまま使っています。
手持ちがない場合は、数百円で買えるので是非買いましょう!
ディスクブレーキの場合、ブレーキパッドの間にローターがない状態でブレーキレバーを握ってしまうと、パッドがくっついて離れなくなってしまいます。
このスペーサーを噛ませておけば、うっかりレバーを握ってしまってもパッドがくっつくことがありません。
輪行をしない方でも、ローラー練習とか、車載などでホイールを外すことがある人は持っていてもいいと思います。
輪行しても絶対に自転車を傷つけたくないあなたへ
ローター(スプロケ)カバー
私は、初めての輪行で失敗してローターでフレームを削ってしまったため、必ずカバーすると心に決めました。笑
といっても、私がカバーするようにしたのはリア側のローターのみです。
リアホイールをフレームに縛る時に、スプロケ側を外側に、カバーしたローターを内側(フレーム側)に、フロントはローターを外側に縛ればOKです。
ただ、これだと、フロントのローターかリアのスプロケが足に当たるので、正直ちょっと痛い。苦笑
次回からはフロントのローターもカバーするようにしようかな〜と思っています。
フレームカバー
フレームを傷つけた経験から、これも必ず使うと心に決めました。笑
フレームカバーは4枚セットで購入しましたが、実際使ってるのは2枚です。
トップチューブからシートチューブにかけて保護するように巻いています。
ゴムバンド
輪行で自転車を傷つけないための鍵は、フレームとホイールをガッチリと固定することだと思います。
固定が緩いと、移動中にホイールとフレームの接する位置がずれてしまいます。
せっかくフレームやローターを保護しても、保護していない箇所に当たってしまえば意味がありません。
輪行袋にはフレームとホイールを固定する紐が付属してきますが、これだけだと動かないようにガッチリ固定するのはなかなか大変です。
そこで活躍するのがゴムバンドです。
このゴムバンドと輪行袋付属の紐を併用して、かなりガッチリ固定することができようになりました。
まとめ
今日ご紹介した装備を全部使って輪行すると、結構荷物が増えてしまいます。
行きと帰りに同じ駅を利用するのであれば、駅のコインロッカーなどに荷物を預けるのがいいかもしれません。
もし帰りの乗車駅が違う可能性があるなら、サドルバッグやバックパックを活用して荷物を持ち歩くことになります。
私の友人ではもっと身軽な装備で輪行している人もいるので、もう少し上手なやり方もあるのかもしれないですね。
これからまた輪行する中で新しい発見があったら続編を書きたいと思います。
ちなみに、ディスクブレーキの輪行については動画も出していますので、よろしければこちらも見てみてください😊