こんにちは、まさみです。
自転車乗り的英語講座、今回は第3弾「ポタリング」です。
ポタリングが和製英語だと言うことはご存知の方も多いのではないでしょうか?
では、英語ではどんなふうに表現するのでしょうか?
そもそもポタリングとは?
目的地を特に定めることなく気分や体調に合わせて周辺を自転車で巡ること。一人か家族連れや気の合う仲間で、近郊を「散歩」程度に軽くサイクリングすることである。
Wikipedia
英単語の「Potter」にingをつけて名詞にした形らしいです。
英語のPotterの意味は、「のんびりと目的なくうろうろする」といった感じで、特にサイクリングのことを指しているわけではありません。
英語でポタリングはどう表現する?
上述の通り、英語のPotterには「散歩程度の軽いサイクリング」という意味は全くありません。
では、「Pottering by bicycle」はありなのかというと、文法的に間違ってはいないものの、表現としては不自然です。
あくまでもPotterが意味するところの「うろうろする」は「うろうろ歩く」ことを指しているからです。
では英語ではどう表現するのがいいでしょうか?
個人的にはポタリングを端的に表す英語の表現は「ない」と思います。
表現としては、例えば Easy ride とか Effortless cycling という言い方はできますが、会話で使うには少々不自然です。
実際にポタリングに誘いたい時は?
では、英語で誰かをポタリングに誘いたい時はどんな風に誘えば伝わるでしょうか?
- Would you like to go for an easy ride?
- What do you say we go for an easy cycling?
こんな感じ?文法的には正しいし、表現として間違いではありません。
でも、実際にサイクリングに行く時は、多分こういう誘い方はしないと思います。
現実にはライドの約束をする中で、ゆっくり行こうとか、休憩多めとか詰める方が自然に感じます。
私だったらこんな会話をするかなぁ・・
Do you want to go for a ride this weekend? 週末ライド行かない?
OK, where to? いいね!どこ行く?
Hmm.. let’s meet up at the usual spot and see. とりあえずいつもの場所集合で、あとは成り行きで。
OK, let’s just go easy. オッケー。のんびり行こうね。
Sure! 了解!
行き先は特別決めず、ゆっくり行こうという約束なので、ポタリングの約束になってますよね。笑
まとめ
- ポタリングを英語で表現しようとすると、Easy ride、Effortless cyclingなどが考えられる。
- しかし会話に使うにはやや不自然。
- 現実にはサイクリングの予定を組む中で「ゆっくり行こう」と詰めるのが自然。
ちょっとスッキリしないですかね?苦笑
でも、実際には日本語から英語、英語から日本語に右から左に訳せないことの方が多いものです。
ということで、今回は以上です。
Ride on!!