初めてのトライアスロン:千葉シティトライアスロン 後編

こんにちは、まさみです。

10/10に参加した初めてのトライアスロン大会、千葉シティトライアスロン体験記の後編です。

前編ではレースの概要と、当日の持ち物、トランジションセットアップまでを書いています。

まだ読んでいない方は是非前編も読んでみて下さいね😊

トランジションのセットアップ完了からスタートまで

トランジションエリアのセットアップ後、公園内のロッカーに残りの荷物を入れて、ウェットスーツを着用。

ウェットスーツっていつ着るの?って思って、TOの人に聞いちゃいました。笑

この時点でまだ8:00前。スイムスタート予定は8:20だったので海の様子を見にいきました。

スイムコースを目視で確認しましたが、初めてのオープンウォータースイムを前に心臓バクバク。

ビーチで試泳のスタートを待っていると、ボランティアの方々が全員にアミノバイタルのジェルを2種類配ってくれました。

レース前に摂取すると、レース後の疲れ方が全く違うそうです。ゴミ箱もあって至れり尽くせり。

現地についてから軽く食べるつもりが食べられず、心配だったので助かりました。

試泳、そして決断の時・・・

今回の大会のビギナークラスでは、スイムが苦手な選手はビーチウォークへの変更が可能でした。

スタート直前まで変更できるので、とにかく試泳をしてから決めようと思っていました。

だけど、正直トランジションエリアで知り合った人たちがいなかったら、試泳するまでもなくウォークに変更していたかもしれません。

緊張して怖がる私を前に、先に海に入った皆さんが「足つきますよ!大丈夫ですよ!」と言ってくれました。

皆さんの様子を見て私も勇気を出すことができました。本当にありがたい。

実際に海に入ってみると、水温もそれほど低くなく、ウェットスーツのおかげでよく浮きました。

水位は胸のあたりまでで、これなら泳げると判断し、ウォークへの変更はせず泳ぐことを決意。

いよいよスタート

スイムパート

スタートはウェーブスタートで、まずは小学生の部がスタートし、その後ビギナー一般のスタートでした。

他のビギナークラス出場者の皆さんと海に入り、スタートの合図と同時に泳ぎ始めました。

ビギナークラスのスイムコースは基本的に浅瀬だったものの、舞い上がる砂で視界はほとんどありません。

最初は我ながら好調にスタートを切れたと思います。波もそれほどなかったので、息継ぎに苦労することもなかったです。

そもそもプールでも150m止まらず泳げたことはなかったのですが、足がつくなら途中止まって休憩しながらなんとか行けると思っていました。

でも、ふと止まってみると足がつかない!そしてすでにブイを回って戻ってくる人たちがこちらに向かってきます。

これが思ったより怖かった・・

そこから水に顔をつけるのが怖くなってしまい、どうにか顔をつけずに進もうと考えるものの、私は平泳ぎができません・・でも足がつかないから歩けない・・

そこで、苦肉の策の犬かきです。世界広と言えど、犬かきでトライアスロンする人は他にいないのでは。苦笑

犬かきでなんとかブイまでたどり着きましたが、犬かきって本当疲れるんですよね・・

ブイで力尽きた私は救助を要請する羽目に・・救助ボートからビート板的なもので足がつくところまで連れてってもらいました。と言っても、ほんの数十センチですが・・

正直これで失格かと思いましたが、水の中なら歩いてゴールしてもいいとのことで、水中ウォークでフィニッシュラインまでたどり着きました。

T1

実はトランジションでの動きは、自宅で何度もシミュレーションしてました。笑

シミュレーションは頭の中だけでもできるけど、私は実際に自転車を置いて動きをつけてやってました。

側から見たらちょっとおかしいけど、自宅なので気にする必要なしです。笑

  • 海から上がったら、まずは視界を確保するためにゴーグルを上げる。
  • このままキャップを外してしまうと片手が塞がってしまうので、キャップはまだ外さない。
  • ゴーグルを上げたら、ウェットスーツのファスナーを開けて両腕をウェットスーツから外す。
  • トランジションエリアに向かって走る間にキャップとゴーグルを外す。
  • トランジションエリアについたら、キャップを自転車の後輪下に置く。
  • ウェットスーツを脱いで自転車の下に置く。
  • タオルで足の裏を拭いてソックスとバイクシューズを履く。
  • サングラスをかけてヘルメットを被る。(グローブする場合はサングラス→グローブ→ヘルメット)
  • ゼッケンベルトを腰に装着。ゼッケンは背中側に。
  • バイクをラックから下ろして乗車ラインまで走る。

ウェットスーツの脱着も本番前に練習はしてましたが、それでもちょっと手こずりました。

あと、今回失敗したのは、トライスーツが袖ありタイプなのにボディナンバーシールを上腕に貼ってしまったことです。

スイム時にボディナンバーシールが見える必要があるので、上半身はセパレートタイプの水着の上を着ることにしましたが、T1で水着の上からトライスーツを着るという工程が追加になってしまいました。

濡れた水着の上からピチピチのトライスーツを着るのも、これまた結構手こずりました。

バイク

バイクは乗車ラインを超えてから乗車します。

今回の距離設定では5kmということになってますが、実際のコースは4kmちょっとしかありませんでした。

稲毛海浜公園前の道路がコースになっています。道はずっとど平坦でアップダウンは全くありません。

個人的にちょっと残念だったのは、たった4kmのコースの中にUターンが4回も入っていたことですね・・

気持ちよく走れるストレートは多分往復で2kmとかそんなものだったのではないでしょうか。

せっかくど平坦のコースなのに、これでは全くスピードに乗れない。まして私はUターンが大の苦手です。苦笑

ストレートでは時速30km前後のスピードを出せていたものの、大嫌いなUターンでスピードが10km/h程度まで落ちてしまうため、トータルの平均時速は23km/hという結果に。

とりあえず大嫌いなUターン、4箇所とも止まらず曲がり切れたので少しは進歩したということでしょうか・・(普段は曲がり切れないことも多いです・・)

スイムでかなり時間がかかってしまい、バイクスタートした時点でコースがガラガラだったのも幸いでした。後ろから速い人が来てたりすると、こう上手くいかないですからね。

そして、稲毛海浜公園に戻ったら、降車ライン手前で一旦左折してのUターンがあったんですが・・

事前にコース図で確認していたものの、すっかり忘れて真っ直ぐ進もうとしてしまい、ボランティアの方々に、「違うよ!こっちこっち!!」と誘導して頂きました。

準備していても上手くいかない、それが本番です。

T2

降車ライン手前で自転車を降りたら、走ってトランジションエリアへ。こちらもシミュレーション済み。笑

  • バイクをラックにかける。
  • ヘルメットを外してハンドルにかける。
  • 靴を履き替える。
  • ゼッケンベルトを回してゼッケンを前へ。

ここでまたコースと反対側へ走り出しそうになり、近くにいたTOの方に「逆!逆!」と声をかけてもらいました・・

分かっていても間違える、それが本番です。

ラン

ランは正直、あまり書くことがないというか・・よく覚えてません。汗

とにかく足を止めないことだけを意識して、「1kmってこんなに長いっけ?」と思いながら走ってました。

もう周りには他に選手も全然いなくて、コースは貸切状態。笑

嬉しかったのはコース上にいらしたボランティアの皆さんが拍手してくれたり、「頑張って!もう少し!」と声をかけてくれたことです。

ボランティアの皆さんの温かい声援に包まれてゴール。

夫氏から「ミドルくらいは走ったようなゴールシーンだね。笑」と言われたゴールシーン。

ゴール後、ゲート近くで、トランジションエリアで声をかけてくださったあの女性が待っていてくださいました。これも本当に嬉しかったです。

初めてのトライアスロンを終えて

トライアスロンに限らずですが、事前準備はやはり本当に大切だと実感した大会になりました。

今回で言えば、スイムをしっかり練習して、150mという距離を自信を持って泳げる状態で臨めていたら、もっともっと大会を楽しむことができたかもしれません。

そして、トライアスロンという競技は自分との戦い、一緒に大会に出ている人たちはライバルではなく、共に自分自身と戦う仲間。そんな風に思わせてくれた大会でもありました。

短距離のビギナーレースで、堂々のビリフィニッシュだったけど、50mを16秒かけて走っていた私が、トライアスロン完走したよ!

というわけで、これに懲りずもっと練習してまたトライアスロン挑戦し続けたいと思います。

「トライアスロンって鉄人レースでしょ?」と思っていた皆さん、どうですか?

「あれ?これなら私もできるんじゃない?」と思って頂いた方いらっしゃるのではないでしょうか?

そういう方は是非一緒に挑戦しましょう!

これからトライアスロンを始めたい方へ

これからトライアスロンを始めてみたい方は、お友達のヒロさんのYouTubeチャンネルがお勧めです!

初心者向けの様々な情報を発信されていますので、是非参考になさってください。

https://www.youtube.com/channel/UCYuqo2-kFmcTHBl7G3dgyvw

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。

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