森林限界を超える!渋峠に行ってきた

こんにちは、まさみです!

今回は、先日登ってきた渋峠ライドの記録とご紹介です。

渋峠は、群馬県と長野県の県境を跨ぐヒルクライムルートで、日本屈指の知名度と人気度を誇ります。

国道292号線として、標高2,172mを通る「日本国道最高地点」を有するルートでもあります。

冬場は雪や凍結のため11月ごろから閉鎖され、春になる4月ごろに開通します。

4月から5月頭にかけては、道路上の雪をかき分けてできた「雪の回廊」が有名で、多くのサイクリストやバイカーに人気のスポットとなっています。

Course profile (群馬県草津町からスタート)

総距離: 20.9km

獲得標高: 1,063m

平均勾配: 5%

眺望:

難易度:

動画はこちらです😊↓

草津へのアクセス

草津は、言わずと知れた日本屈指の温泉地です。

湯畑周辺には多くのホテルや宿泊施設があるので、ヒルクライムの後に一泊して温泉を楽しむのもおすすめです。

草津湯畑の夜景

電車で行く場合は、東京駅から北陸新幹線で軽井沢駅へ。軽井沢駅前からバスで草津温泉まで行くことができます。電車、バスの接続にもよりますが、所要時間約3時間です。

車の場合は、関越道渋川伊香保ICが最寄りの出口です。

Stravaのセグメント “Tour de Kusatsu”は天狗山レストハウスがスタート地点となっており、周辺には無料で停められる駐車場がいくつかあるので便利です。

湯畑から天狗山レストハウスまでが約1.2kmなので、自走でも問題なく行けますね。

森林限界を超えた先に

渋峠の「日本国道最高地点」標高は2,172mですが、草津町及び天狗山レストハウスの地点で既に標高1,000mあるんですね。

つまり、1,000m超えの地点から更に1,000m超登るわけです。苦しい(楽しい?)ヒルクライムの予感。

私が挑戦したのは7月下旬でしたが、この日はところどころ日差しも見えたものの、全体的に雲が多い天気でした。

気温は入り口の天狗山レストハウス付近で29°くらいで、道中も20°を下回るところはなかったと思います。

とはいえ、ダウンヒルは結構冷えると予測して、ウィンドブレーカーやレッグカバーなど持参しました。

斜度は、ところどころ10%超える箇所もあるものの、全体としてはそこまでキツくなかったです。

途中にいくつか駐車場や待避所があるので、止まって休憩したり、天気が良ければ景色を楽しんで写真撮影しながらのんびり登るのがいいですね。

完全に真っ白・・・

渋峠は草津白根山を走るルートで、白根山は2022年7月現在噴火警戒レベル1の活火山です。

火山活動は自治体によって厳重に監視されていて、道中にはコンクリートでできた緊急避難用シェルターがいくつもあります。

そんなに心配し過ぎる必要はないですが、自治体からの指示がある場合は必ず従うようにしましょう。

登り始めて数キロのところで、硫化水素噴出のため約500mにわたって「駐停車禁止」区間があります。

この区間は景色もとっても綺麗なのですが、写真を撮るために立ち止まったりはしないようにしましょう。

斜度はきつくないし、慌てて通り過ぎる必要はないので、自分のペースで通り抜ければ大丈夫です。

日本には森林限界を超えた地点まで自転車で行ける峠は限られていて、渋峠はその中の一つです。

私は幸い問題なかったですが、標高2,000mを超えてくると、人によっては酸欠などの症状が出ることもあるかもしれません。

景色も素晴らしいので、写真を撮ったり、新鮮な空気を味わいながらのんびり登るのがおすすめです。

青空が覗くと絶景が!

日本国道最高地点

日本には全部で459本の国道があり、渋峠を含む292号線は、その中でも最高地点2,172mを通ります。

晴れていれば、この地点からの景色も素晴らしいようです。

真っ白・・・

とはいえ、実はここは渋峠の頂上ではないんです。

頂上はここから更に数百メートルのところにあります。ゴールまではもう少し!

渋峠頂上

渋峠頂上には、有名な渋峠ホテルがあります。

群馬県と長野県の県境に跨って建つホテルはとってもユニーク。

左側が群馬県、右側が長野県です。

私は群馬に、オルトレさんは長野に

ホテルの中にはレストランとパン屋さんがありますが、15:00閉店なので時間には要注意。

私が辿り着いたのは既に16:00近かったので、もう閉まっちゃってました。

パン屋さんは群馬に、食堂は長野に

ちなみにホテルでお手洗いを借りる場合は「寄付金」を払います。山での水は貴重です。

E-bikeレンタル

渋峠をロードバイクで登るのはちょっと自信がない・・・という場合は、草津でE-bikeをレンタルできるようです。

E-bikeだったらスイスイっと楽しく登れるんじゃないでしょうか。

ただし、草津湯畑周辺はかなり道が狭く観光客も多いので、自転車で走るのはあまりお勧めしません。

街自体コンパクトなサイズなので、のんびりお散歩するのが楽しいと思います。

週末のお出かけにぴったり

渋峠までは、東京から電車でも車でも数時間で行くことができます。

加えて、スタート地点の草津町は日本屈指の温泉街でもあります。

気持ちのいい山道をライドして景色を楽しだ後は、温泉で癒される。そんな週末最高ですよね!

ロードバイクが趣味の方はちょっとした力試しにもなるし、E-bikeなら体力に自信のない人も楽しめます。

まだ行かれたことがない方は、是非渋峠挑戦してみてください!

私もまたお天気の良い時に再挑戦したいと思います😊

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA